新潟青陵大学
大学院臨床心理学研究科
中村 英里さん
- 大学生活における奨学金の活用状況や生活の変化について聞かせてください。
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給付していただいた奨学金は教材、アパートの家賃、食費等に活用させていただきました。奨学金を受給したことによって、学習に取り組む時間を十分に確保することができ、希望していた大学院に合格することができました。また、ボランティア活動も継続して取り組むことができ、大変有意義な大学生活を送ることができました。
- 最終学年の学生生活の様子を聞かせてください。
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大学生活最後の年だったので、友人や先生方と過ごす時間をより大切にし、将来の目標のために学習に励みました。私の将来の目標はスクールカウンセラーになり、困りごとを抱えている人達を支援することです。昨年度は実習に参加し、心理的支援についてより考えを深めることができました。実際に心理的支援を必要としている方々と接したことで、支援者に必要とされる役割や対象者との関わり方などを学ぶことができました。大学院に合格したことで将来の目標に一歩近づくことができました。ボランティア活動においては、子ども達の良い変化を見ることができました。最初は話しかけても反応しなかった子が楽しそうに話してくれるようになり、活動していた意味を見出すことができました。
- 大学院進学後の様子とこれからの抱負を聞かせてください。
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今年度は大学院に進学したので、大学生の時よりも一層勉学に励みたいと思っています。大学院では、大学よりも実習時間や課題の量が増えるため、時間の使い方を工夫し、講義だけでなく自主学習を積極的に行い、多くのことを学んでいきたいです。研究計画は、まだ明確には決めていませんが、「セルフコンパッション」という自分に対する思いやりに関する研究や、子どもを対象とした研究を行いたいと考えています。これらに関する研究を行うことによって、生きづらさを感じている人や子ども達が精神的に健康に過ごすための支援に役立てたいと考えています。